計算のうっかりミス、しっかり向き合ってみた件
アリちゃんは算数のテストで、計算ミスをする事がある。
うっかりミスだな、と思って今まであまり気にしてこなかった。
ところが、4年生、2学期になって、面積などの単元が出てきて、
計算ミスなんかで点を落としていると、とんでもない点数になる事があった。
たかが計算ミス。されど計算ミス。
対策しないとマズいな、と思った。
だけど、あれ?計算ミスって、どうやったら対策できるんだっけ・・・
そもそも、テスト中に隣に座って、うっかりするんじゃないよ、なんて
囁けない。
とりあえず、しばらくアリちゃんが算数を勉強する時に、隣に座って観察してみた。
そしたら、あぁー----、見えてきた見えてきた!!!
まず、ひっ算するとき、列が揃ってなくて、位を間違えてる。
そして、自分で書いた数字が汚くて、0と6を間違える事が多々ある。
極めつけは、5×5を10と書いていた。
こりゃだめだ~~~(;´∀`)
思わず、何やってんのアンタ~~~、と
叫びたくなるのをこらえて・・・・
基礎が定着してない、と、ここで判明して良かったと思う事にした。
そろばん教室頑張って通ってるんだけどなー--、と思いつつ、
4年生の100マス計算を買って来て、毎日1枚、
解いてもらう事にした。
この4年生の100マス計算は、買って良かった。
足し算から引き算、掛け算割り算まで1冊でまとまっているからだ。
一度買ってしまえば、コピーして使えるので、もう買わなくて良い。
更に、ひっ算は列をそろえる、数字、特に0と6は丁寧に書くよう
指導した。基礎中の基礎だ。
一度言って定着してくれればこちらも楽なのだが、そうはいかない。
アリちゃんが算数をやりだした時は、すぐにダメなところを意識できるように、
隣に座って一緒に解いた。更に、計算の基礎をしっかり定着させたかったので、
100マス計算の丸付けは私がやった。
隣に私が張り付いていたら、やる気がなくなるかな、と思ったが、
アリちゃんは勉強が見てもらえる、と、喜んでいた。
集中時間も伸びたし、前向きに取り組んでくれた。
だが、夕方の忙しい時間に、アリちゃんに付きっ切りになるのは、
大変だった(●´ω`●)
だが同時に、まだまだアリちゃんは、大人の助けを必要としているんだな、と言う事が分かった。
2学期の3か月ほど、このように取り組んだところ、
先日の算数2学期まとめテストで100点を取ってきた。
アリちゃんはとても満足そうだった。
100点を取ったこともすごいが、頑張って努力できた事、
これがすごい事なんだよー、といって過程を褒めた。
今回はたまたま努力が実る形で出たが、そうでない場合もある。
また、100点だったからと言って、基礎を怠れば、すぐ転落するだろう。
要は、この先もずっと、このような努力は続けなければならないのだ。
子供は、まだ未熟で、なかなか自分で頑張り続ける事が難しい。
傍で励ましたり、一緒に悩んだり、そういう存在が必要だ。
その役割を、私ができるのであれば、それは嬉しい事だ。
アリちゃんが私を信頼してくれている事の証なんだと思う。
さて、シン君は大丈夫かな(。´・ω・)?