読書の良さ
◆冬がきた⛄
アリちゃんもシン君も、乾燥肌だ。冬になると、笑った時に唇が切れて、痛そうにしていたりする。
リップを用意し、カサカサな時は塗ってね、と言って渡してあっても、塗らないのが子供である。
子供は感覚が鈍感なのだろうか。。。私なら、絶対に切れる前に塗る。
恐らく、唇が切れて痛い、よりも、リップを塗るのが面倒である、の方が勝っている。
子供は、本当に不思議な生き物だ。
こんなやり取りをしながら、今年も冬が来たな、と感じる。
◆図書館と虹と🌈
昨日、図書館へ行った。
が、閉館日だった。
子供達が借りていた本20冊を抱えて行ったので、とてもショックだった。
だが、閉館日を調べて行かなかった私が100%悪い。
追い打ちをかけるように、雨も降ってきた。
やるせない気持ちで肩を落として歩いていると、目の前に鳥の糞が落ちて来た。
嘘みたいな不運だが、本当の話だ。
こんな作り話みたいな事、現実にあるんだなーなんて、自分の不運に笑いながら、ふと上を向くと、
なんと虹が出ていた。
それはとても綺麗で、ハッキリとしていて、今まで見た中で一番といっていいほど、
立派な虹だった。
もう、今日の不運など、消し去るほど、素敵な出来事だった。
◆リベンジ📚
そして今日、また同じ図書館へ行った。
ちゃんと、調べてから。
20冊返却して、20冊借りた。
雨は降っていなかった。鳥の糞も落ちてこなかった。
だけど、あの虹だけは鮮明に思い出された。
些細なことだが、幸せに感じた。
人間には、自然を愛するという事が、生まれながら遺伝子に組み込まれている、
というのを、どこかで読んだ事がある。疲れた時は、自然豊かな公園を散歩するのが良いそうだ。
自然の中で過ごすことで、ストレスが減るのだ。
私が虹を見て幸せな気持ちになったのは、そういう事なのかもしれない。
◆読書週間📖
アリちゃんもシン君も、本を読むのが好きだ。
と言ってもシン君は、まだまだ私に読んでもらうのがメイン。
とはいえ、最近は字がたくさんある本も、最後まで集中して聞き入る事が出来るようになってきた。
アリちゃんは、大抵小説を読んでいる。恋愛系から怖い話など、いろいろだ。
最近では、終わりにしなさい、と言っても読んでいる。
語彙を伸ばしたくて、子供が小さい頃から、読書の時間を必死で作ってきた。
その効果は少しずつ、実ってきているように感じる。
アリちゃんは、熟語が得意だ。語彙も広がってきている。
更に思わぬ効果なのは、集中力がついたことだ。
そして、最近では、読書は気晴らしだ、と言うようになった。
読書が、ご褒美の一つになったのだ。
私も、読書は好きだ。
知らないことを教えてもらえるし、本の世界に入り込むのも楽しい。
図書館で借りれば、無料で楽しめる。
良い習慣がついたな、と思っている。小さなお子さんがいらっしゃる方には
本当にお勧めしたい。
これから冬が本格化する。
籠りがちな季節に読書はもってこいだ。
面白い本では、読みながら笑ってしまう事もあるだろう。
唇が切れないように、リップを塗ってから楽しんで頂くようお願いする。